1%の可能性に挑戦すること

今回は可能性に関するこんな名言を紹介しましょう。

 

「プロのスポーツ選手って確率が1%もあれば、十分、『できる!』と思うんです。」

 

これは、女子プロゴルファーの中嶋千尋さんがおっしゃった言葉です。この言葉を知るにはゴルフのツアーについて知らなければなりません。ゴルフのツアーはおよそ100名が参加します。1位と2位以下では賞金の額にも大きな差がありますし、世間からの注目も優勝者以外にはほとんど向けられることはありません。プロの世界はそれほどまでに厳しいのです。100人の中で優勝できるのはただ1人。つまり、確率で表すと約1%となるのです。プロのスポーツ選手の感覚ってすごいと思いませんか。たった1%の可能性だけで100%の自信を生み出せるのですから、まさに自己肯定感の塊ですね。

そう考えると、私たちは可能性が1%しかないことに挑戦しているでしょうか?皆さんが達成したいことで可能性が1%くらいのものってどんなものがありますか?99%のできない可能性ばかりに目がいって「どうせ無理だ…」となっていませんか?できない理由ではなく、できるようにする方法に目を向けていきたいですね。

中高生のみなさんにとってはまさに受験がそういう挑戦になるのではないでしょうか。しかし、みなさん模試の結果を思い出してください。合格可能性判定に1%なんて書いてあったことはありますか?(笑)みなさんが志望校に合格する可能性は、プロが日々命を懸けて挑んでいる勝負と比べてなんて成功の可能性の高いことか!そう考えれば「志望校、全然いけそうじゃん!」って思いません?

ちなみに、数学的に考えると成功率1%の課題を1回しか挑戦しなければもちろん成功率は1%ですが、400回挑戦したときの成功率は98%にまで上がるのです!回数を増やせば確率が上がるのは当たり前と言えばそうですが、大事なのはやり続ければほぼ間違いなく成功するということです。目標達成を成し遂げている人は運が良い人なのではなく、399回の挑戦と失敗を重ねている人なのです。みなさんも自分のやりたいこと、目指したいことを簡単にあきらめるのではなく「できる」思考でどんどん挑戦していきましょう!

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