それでもやっぱり基礎・基本が大事!

皆さんこんにちは!予備校の井上です!
いよいよ受験が間近に迫り、プレッシャーや不安を感じることと思います。また、大学受験となると、過去問演習に取り組んだりセンターの予想問をやったりする時期に入りますが、これまでとは格段に難しくなった問題に苦戦し伸び悩みを感じる時期でもあります。しかし、この時期だからこそ「それでもやっぱり基礎・基本が一番大事」ということを、今回お伝えしようと思います。

昨今、海外で活躍する日本人スポーツ選手が多くなったように感じます。バスケの八村塁選手や、テニスの錦織圭選手、陸上のサニブラウン選手など。彼らは渡米してからメキメキと実力をつけ、今では世界トップレベルで戦う選手までになりました。このような例を見ていると「やはりアメリカで、日本では出来ないような特別なテクニックなどを学び実力を上げたんだろうな~」とか「やっぱりアメリカの環境や特別なコーチが就くと違うんだな~」と思うのではないでしょうか。私も、ニュースを見ながら勝手にそう思っていました。しかし、実際はそうでは無かったようです。

サニブラウン選手は、高校卒業後、日本では得られない環境やスキルを求めてアメリカに渡りました。自分が知らないことを教えてもらうことで大きく成長できると思っていたようです。しかし、アメリカで徹底して教えられたのは「基礎を固めること」でした。錦織圭選手も同じだったようです。渡米し、マイケルチャン氏がコーチに就任後、何をするにも基礎練習からだったそうで、フォームなども細部に至るまで改善され徹底反復を行ったと言われています。

スポーツでも、勉強でも、ビジネスでも多くの人は、なにか問題にぶち当たったとき、「やり方が間違っている」「環境が合わない」と思いがちです。ともすると、「自分には能力が無い」なんて思う人もいるかも知れません。しかし、多く場合これは“間違い”です。世界で活躍する人でさえ、伸び悩みやスランプを経験します。それを乗り越えていくためには何が大切だと思いますか?上の例を見る限り、どんな凄い選手でも「基礎・基本」を徹底することが、結局一番大切だと思います。目の前の結果を他人と比較して闇雲に不安がるよりも、今自分がやるべき基礎基本に集中して、淡々とこなしていける人が、最後の最後に大きく花開くことが出来るのではないでしょうか。あなたにとっての身につけるべき基礎基本はなんでしょうか。少し考えてみてくださいね。

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