みなさん、こんにちは。匠個別予備校の井上です。緊急事態宣言で外出が制限されたり、休校期間が延長したり、普段の生活がガラッと変わりストレスを感じることもあったかと思います。また、ご家庭の状況や働き方にも大きく影響し、保護者の皆様のご心労、ご苦労も多かったと推察されます。
当塾もオンライン期間に移行しご不便をおかけいたしましたが、期間中は運営方針にご理解を頂きまして、ありがとうございました。また、平素にも増してご相談をお受けし、より密にコミュニケーションをとる機会もありました。この場をお借りして、生徒のみなさん、保護者の皆様に感謝申し上げます。
少しずつ日常が戻ってきたように感じますが、決してコロナが終息したわけではありません。当塾は、今後も十分に注意を払いながら運営にあたらせて頂きます。
さて今回は、このような時期だからこそ、私たちがどうあるべきなのか考えてみようと思います。学校が休校期間になって、どのように感じ、どのように過ごしたでしょうか。「学校がない」ということは、生徒の皆さんにとっては生活そのものが大きく変わることだったと思います。朝起きれない、生活リズムが整えられない、部活がない、友達と会えない、履修が進まない…部活の大会や学校行事などが中止になり、辛い思いをした人もいますね。生活が大きく変わり、色々な制約があり、上手くいかないことばかりだったかもしれません。
だからこそです。変わらない現状にどのように取り組んでいるか、制約がある中でベストを尽くしているか、ということが大切ではないでしょうか。困難な状況のなかにいると、人はいくらでも「できない理由」を見つけることが出来ます。「だって、……だったから」「でも、……」といった言葉が口癖になっていませんか?
悲観主義者は風が悪いと文句を言い、
楽観主義者は風が良い方向に吹き始めることを期待する。
しかし、リーダーは帆を風向きに合わせる。
アメリカで最も信頼されているリーダーシップ論の権威、ジョン・マクスウェルの言葉です。「学校がないから勉強ができない」と言うか、「学校がないから皆もどうせやってないし!」と言うか、「自由に使える時間がたくさんあるから一気に復習しよ!」と言うか。そこに、その人の、物ごとに取り組む姿勢が表れるのではないでしょうか。私自身も、この記事を書きながら自分の行動や考え方を振り返っていました。みなさんも、少し考えてみて、少しでもより良く変わっていけると良いですね。
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