七夕を迎え、梅雨も終わりが見えてきました。
高校生にとっては期末テストが終わり、夏休みが見えてきた、とも言えますね。
夏休みといえば、「夏休みは受験の天王山」という言葉があります。
天王山は、山崎の戦い(合戦)に由来する慣用句で「天下分け目=勝負の要」という意味で使われます。
では、なぜ夏休みは受験(勝負)の要なのか?その理由はたくさんありますが、そのうちの3つを紹介しましょう。
1つ目は、「集中的に受験勉強ができる“最後の”長期休みだから」
名目上の最後の長期休みはもちろん冬休みですが、すでに受験直前、総仕上げに取り掛かる頃合いです。
学力アップのための勉強というよりは、センター試験や各大学の過去問を繰り返しといて傾向になれるための勉強になっているはずです。
学力は勉強をしてすぐに上がるものではなく、数週間、数ヶ月はかかってしまいます。
冬の入試に備えて集中的に勉強をするには、やはり夏休みが“最後の”チャンスなのです。
2つ目は、「夏休み明けに各種試験の申し込み〆切があるから」
夏休みが明けたらすぐに各種推薦入試やセンター試験の申し込みがあります。
言い換えれば、「推薦入試を受けるかどうか」「国公立を受けるかどうか」などの決断をそれまでに済ませなければならない、ということです。
人によって様々ですが、進路について真剣に考えることは精神的にしんどいことです。
明確に締切日があるわけではないので、意識しなければずるずると先延ばしにしてしまうでしょう。
ただ、夏休み明けのことを考えれば、その最終ラインは「夏休み」であるといえます。
3つ目は、「暑いから」
唐突にシンプルな理由になりましたね。(笑)しかし、実はこれが最大の理由です。
大学入試は周りとの競争です。たった1点の差が合否を分けます。1点でも多く点数をとるためには、勉強をするしかありません。
夏の勉強は暑さとの戦いです。
「暑いから」こそ、周りが「疲れたから、これくらいでいいだろう」と手を緩めやすいからこそ、
もう1分、もう1時間を1点のために勉強できるかどうかが肝になるのです。
とはいえ、無理のしすぎも禁物です。
身体を壊してしまっては元も子もありませんから、こまめな休憩や水分補給、十分な睡眠を心がけるようにしましょう。
受験生のみなさん!ここからが勝負です。
「志望校に合格できますように」とお願いするのではなく、「志望校に合格する!」と宣言できるようにしましょう!
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