100%の結果を出すために、120%の努力をする

こんにちは。
いよいよ1学期が終わり、夏休みに入りますね。生徒の皆さんにとっては待ちに待った夏休みかもしれませんね。しかし、「塾の先生」として私はこの言葉を皆さんにお伝えする必要があります。

「夏のがんばりが年明けの結果を左右する」
これは決して大げさな話ではありません。

約1か月半にわたり学校の授業がストップする夏休みは、普段なかなか時間を取ることができない復習や基礎固めにじっくり取り組める貴重な期間です。学校がある時期はどうしても授業進度に合わせて学習を進めなければなりませんが、夏休みは自分の弱点と向き合うことができます。
一方で、外の厳しい暑さと室内の冷房との温度差で体調を崩しやすい季節でもあります。どれだけ綿密な計画を立てても、体調を崩してしまっては思うように勉強できません。睡眠、食事、水分補給を大切にしながら、健康第一で実りある夏休みを過ごしてほしいと思います。

さて、ここからは大学受験を控える皆さんに向けてのお話です。
まず一つ目は、「基礎固めができる最後のチャンス」についてです。
受験勉強というと、過去問や難しい問題集に取り組むイメージを持つ人も多いかもしれません。しかし、どんな難関大学を目指す場合でも、土台となる基礎力がなければ戦うことはできません。例えば英単語や古文単語、英文法、数学の基本公式などは、その知識がなければ問題文を読むことすら難しくなります。しかし、こうした基礎知識の習得は一朝一夕にはいきません。地道な暗記や反復練習の積み重ねが必要です。正直なところ、暗記はどうしてもやる気がわきにくい勉強かもしれません。問題が解けるようになる瞬間のような達成感も少なく、地味で根気のいる作業です。しかし、受験で結果を出す人は、この地味な努力を続けられる人です。基礎が不十分なまま応用問題や過去問に取り組んでも、その場しのぎの勉強になってしまい、本当の実力は身につきません。もちろん、「全部を完璧に覚えなければいけない」と考える必要はありません。大切なのは、自分にとって何が不足しているのか、何を優先して取り組むべきなのかを把握することです。ぜひ担当の先生と相談しながら、この夏にやるべきことを明確にして取り組んでください。

二つ目は、「第二、第三志望も含めて受験方式を決めておく」ということです。
受験生の皆さんが想像している以上に、夏休み明けから受験は一気に動き出します。総合型選抜の出願、共通テストの申し込み、学校推薦型選抜の準備など、次から次へとやるべきことが押し寄せてきます。毎年、「気づいたら11月になっていた」「あっという間に共通テストだった」という声をたくさん聞きます。今はまだ少し先のことのように感じるかもしれません。しかし、2か月後には「先生の言っていた通りだったな」と感じている人もきっといるはずです。だからこそ、直前に急いで決めるのではなく夏の間に志望校の受験方式まですべて決めておくことが大切なのです。

また、現実的なお話をすると、大学受験には決して少なくない費用がかかります。日本政策金融公庫の調査によると、受験にかかる費用(入学金等合格後にかかる費用は除く)は全国平均で30万円前後と言われています。さらに大学進学後は4年間という長い時間と大切なお金をかけて学ぶことになります。だからこそ、「とりあえず」で大学を選ぶのではなく、自分が本当に学びたいことは何か、どんな将来を目指したいのかを考えながら、保護者の方、学校の先生、そして匠の先生たちとも相談してほしいと思います。

タイトルにもあるように、100%の結果を出そうと思ったら、100%の努力では足りないことがあります。体調不良や予想外の出来事など、自分ではコントロールできないこともあるからです。

だからこそ、今できることを120%の気持ちで準備しておくことが大切です。

この夏の努力は、必ず未来の自分への大きな財産になります。後から振り返ったときに「あの夏、本気で頑張ってよかった」と思えるような夏休みにしていきましょう。私たちも全力でサポートしていきます。頑張りましょう。