「大変」な大学受験

皆さま、あけましておめでとうございます。匠個別予備校の井上です!本年もどうぞよろしくお願いいたします。

さて、いよいよセンター試験を迎えます。大学受験生にとっては、まさに正念場です。今回は、私からの受験生へのエールも込めて、大学受験の意味を考えたいと思います。

ここまで頑張ってきた受験生のみなさん、受験は大変でしたか?

きっと、ものすごく大変だったことでしょう。毎日のように自習室に通い、遅くまで勉強し、そして時には自分の成績について快くない結果にも直面してきたと思います。勉強してきたことが本当に身に付いているのか自分自身でも不安に感じながら、また周囲のいろんなプレッシャーも感じてここまで必死に耐えてきたと思います。

もし、今あなたが「苦しいな、大変だな」と感じているなら、それは、あなたが少しずつ変化し成長を遂げてている証拠です。「大きく変わる」と書いて「大変」と読みます。大変だなと感じれば感じるほど、そのぶん大きく成長しているはずです。そして、そう思うほど一生懸命に努力をしている自分自身を精一杯認めて褒めてあげてください。

結果はもちろん大切です。でも、それはあくまで結果です。

受験生だった自分を思い返すと、なつかしく思い出されるのは合格した瞬間ではありません。「危ないから早く帰りなさい」と言われているのに自習室にいつまでも居てめちゃくちゃ叱られたこととか、使い込みすぎて壊れた単語帳の背表紙をクリップで止めて使ってたこととか、世界史が覚えられなさ過ぎて半泣きで毎日毎日やっていたこととか、そんな情けないことばかりです。

なんにもカッコいいエピソードはありません。しかし、あの経験があるから今があります。あのとき、情けないほど必死で耐え抜いた経験が、大人になった今も自信に繋がっています。大変な受験を経て、自分自身を変えて自信を手に入れました。「あのとき、あれだけ頑張れたから、今回もきっと頑張れる。自分ならきっとできる」これこそが「自信」ではないでしょうか。

挑み続ける先にあるのは、成功か成長かどちらかです。どんな結果になっても失敗ではありません。ここまで本気で取り組んだなら、間違いなく成長が手に入ります。そして、あなたにとって受験がそういう意味あるものになるよう、先生たちも最後まで必死になって応援します。一緒に頑張りましょう!

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