大学受験コラム 〜 変わる大学入試 〜

記述問題の取り止めや英語資格利用の中止などで共通テストばかりフォーカスされていましたが、実はその裏で、大学別の個別試験も様相が変化してきています。

その一つが、推薦入試です。現在、推薦入試を利用して入学する学生の割合はどれくらいかご存知でしょうか。

2018年時点で、国公立大学を含めても45.2%です(出典:文部科学省)。私立大学だけで算出すると52.4%に上ります。今や2人に1人は推薦入試を利用する時代になりました。当然、大学側も推薦入試でとる人数が増えた分、一般入試でとる人数はある程度抑えるようになっています。

この現状を踏まえ、選択肢を狭めないために、高校1年生のときから学校の学習にしっかりと取り組み、評定を持っておくことは以前よりも重要性が増してきているようです。

凡事徹底

みなさん、こんにちは。匠個別予備校の井上です!さて、いよいよ新3年生は受験生となり、共通テストへの変更など不安も多くあると思いますが、時間は待ってくれません!今できることを淡々と誠実に取り組んでいきましょう。

さて、この時期、生徒のみなさん特に新3年生に必ず伝えている言葉があります。それは「凡事徹底」です。凡(普通の・当たり前の)事(ことを)徹底(徹底してやる)という意味です。今日はこの言葉についてお話したいと思います。

なぜこの言葉を大切にしているのでしょうか。当たり前のことを極めたところで、難しい課題にクリアできるのか?と思った人もいることでしょう。この言葉の重要性を理解するために、予備校で実際にあったエピソードをお話します。

春期講習の課題で、英単語の暗記課題プリントを出しました。プリントの量は多いもののレベルは初級から中級のものです。講習の始まる1週間ほど前には課題プリントを渡し、授業では小テストを実施することを伝えていました。さて、1回目の小テストの結果、もちろん満点の生徒もいます、しかし、そうでない生徒もいます。各自マル付けが終わり手が止まった頃合いに生徒に言いました。「その点数は、自分の学ぶ姿勢に対する点数だと思いましょう。」英単語を覚えるとき、「まぁこれぐらい取れればいいや」「プリントに書いてある意味を一つ覚えとけば十分だろう」という甘い気持ちはなかったでしょうか。たかが英単語、されど英単語。単純な勉強だからこそ、学びに向き合う姿勢が露骨に表れます。

課題で与えられた単語について、自ら辞書で引き、意味を書き加えて、さらにその意味も覚えてきた生徒がいました。「凡事徹底」とは、まさにこのことだと思います。決して何か特別ことをしている訳ではなく、与えられた課題を徹底的にやっているにすぎません。しかし、これを繰り返していけばどうでしょう。「そりゃ、成績伸びるでしょ。」と思いませんか?

学習においても、スポーツにおいても、仕事においても、基礎を徹底すること・当たり前のことを徹底することが大切なことは間違いありません。常にその意識をもって、行動し振り返りをすることが出来るようになれば、今より大きな成長が手に入るのではないかと思います。年度替わりのこの時期に、改めて考えてみましょう。