継続は力なり-「情熱」と「粘り強さ」-

いよいよ年の瀬ですね。振り返れば2018年も様々な出来事がありました。スポーツの話題だと、平昌で開催された冬季オリンピックやロシアで開催されたサッカーワールドカップなど、日本人選手の華々しい活躍ぶりは記憶に新しいですね。また、来年は平成から新しい元号に変わりますし、2020年には東京オリンピックが催されます。日本全体が新しい時代に向けて弾みをつけるなかで、私たち自身もパワフルに日々を過ごしていきたいですね!

今回は「継続は力なり」という言葉についてお話ししたいと思います。今さら取り上げてお話しするような言葉ではないかもしれませんが、とても重要な言葉なので改めて今回のテーマにしました。「継続は力なり」とは努力をコツコツ積み重ねることが自らを成長させ、やがて大きな成功に結び付くということです。世の中で成功を収めているすべての人が実践している考え方と言っても過言ではないでしょう。誰もが知る2人の有名人の言葉を紹介したいと思います。

「私は才能は一瞬のきらめきだと思っていた。しかし今は、10年とか20年、30年を同じ姿勢で、同じ情熱を傾けられることが才能だと思っている。」(羽生善治:棋士)

「小さなことを積み重ねることがとんでもないところに行くただひとつの道だと思っています。」(イチロー:野球選手)

突然ですが「GRIT」という言葉を耳にしたことはありますか?この言葉自体は昔からある言葉ですが、アンジェラ・ダックタース氏というペンシルバニア大学の心理学教授の研究によって近年再注目されることとなりました。2016年に発売された「Grit: The Power of Passion and Perseverance」という彼女の著書はベストセラーになり、日本でも翻訳されて発売されております。彼女は何か大きな物事を成し遂げるには才能よりもGRIT(やり抜く力)が重要だと結論付けております。日本語だと単に「やり抜く力」と訳されるGRITですが、実は2つの重要な要素から成り立っているのです。その2つの要素とはずばり「情熱」と「粘り強さ」です。

彼女の研究により明らかになったことで興味深いことが二つあります。1つ目は、才能や知性を持ち合わせていることとGRITが高いことは全く関係がないということ。2つ目は、GRITは後天的に(生まれてから)伸ばすことができるということです。これらから言えることは、才能があったとしてもそれを伸ばせるかどうかは別問題であるということと、誰もが今からでもGRITを高めるトレーニングをすることで、大きなチャレンジをすることができるということです。

では、GRITを高めるにはどうすればよいのでしょうか。たくさんあるうちのいくつかを紹介したいと思います。

1.失敗を恐れずチャレンジし続ける習慣をつける

「無理」と言わず、「もしかしたらできるんじゃないか」「どうしたらできるだろう」と物事を前向きにとらえるくせを付ける練習をしましょう。

2.困難なことに挑戦せざるおえない状況に身を置く

困難なことに自分から立ち向かっていくのはかなりメンタルが強くないとできません。そこで、困難なことに挑戦せざるを得ない状況に身を置いてみましょう。例えば匠ゼミナールでは中学校のテスト前に点取りゼミで集中特訓をしていますが、そのような自分だけサボるわけにはいかないといった環境にあえて身を置くことも良いトレーニングになるでしょう。

最後にもう一人、夢を実現させた人物の言葉を紹介しましょう。

「失敗したからって何なのだ?失敗から学びを得て、また挑戦すればいいじゃないか。」

これは、誰もが知るあのディズニーリゾートを作ったウォルト・ディズニーの言葉です。実は彼はディズニーを作り上げる前に3回も会社を倒産させているのです。それでもあきらめなかった彼の情熱が世界中の人々に夢と感動を与える最高のエンターテイメントを作り上げました。